2025-01-27
令和6年度秋季データベーススペシャリスト受験記録
無事合格しました。午後1,2共に90点台で好成績でした。
- 午前Ⅰ得点 74.80点
- 午前Ⅱ得点 88.00点
- 午後Ⅰ得点 90点
- 午後Ⅱ得点 94点
IPAの情報処理技術者試験の受験はこれで5回目で、FE→AP→SC→NW→DBの順での受験になります。
SCとNWは共通する部分がありますが、DBは別分野であまり共通する箇所はありませんでした。自分の場合は業務でアプリの設計や開発をするのでその点は親和性が高かったです。
なお、前回のNW合格が2年半前だったため、午前1免除が無くなり早起きしなければなりませんでした。
勉強に使ったもの
- 情報処理教科書 データベーススペシャリスト(三好 康之)
- 通称みよちゃん本。教科書はこれ1冊でOK。
- 午後1,午後2の対策用スマホアプリ
- 無料ので十分です。電車とかでちまちま解く。
- おなじみの過去問道場は上位試験区分の解説が有料化されてしまったので、解説が見たい場合はアプリの方がよいかもしれません。
- IPA過去問(午後試験)
- 過去問を解くときは印刷したほうが解きやすいです。特に論理設計(スキーマに線を引いて完成させる問題)では印刷必須です。
午前1対策
DBの受験者はほぼAP合格者だと思うので、過去問解く&解けなかった問題を復習するでOKです。
午前2対策
教科書一周したあと、過去問解く&解けなかった問題を復習するでOKです。
自分は非情報系出身なこともあり、DBの基礎理論(正規形や関数従属性など)の分野は理解するのに時間がかかりました。
午後1,2対策
基本は過去問を解く&復習するでOKです。慣れるまでは制限時間を超過しても最後まで解き切った方がよいかなと思います。時間内にどこまで解けたかもメモっておくと〇
2年前~3年前くらいの問題を解いておくと、本番で似たような問題が出る可能性があるのでおすすめです。(例:デッドロックが発生する条件とその回避策)また、過去に午後1で出題された問題と似たような問題が午後2に出題されたりします。逆もまた然り。
そして最後に、ここが肝要なのですが、DBの午後問題は大きく論理設計(ER図やDB定義などスキーマを完成させる問題)と物理設計(SQL・運用管理・機能/非機能等に関する問題)の2パターンがあり、午後2ではどちらを選択するかを事前に決めておくと対策がしやすいです。
自分の場合はストーリーのある文章問題を解く方が得意だったので、物理設計のほうを重点的に対策しました。論理設計は物理設計に比べると問題文が短く一見シンプルに見えるのですが、かなり論理力と設計力を問われます。逆に物理設計は問題文が長い分、そこに解答のヒントやポイントが隠されているので、DBの知識を前提としつつも国語の問題的に解くことが可能だったりします。
最後に
午後2試験は大問1つを2時間かけて解く重厚な形式なので試験勉強も大変重苦しいのですが、DBはDBらしく大変論理的な問題が多いので、きちんとした知識・理解と対策があれば合格率をかなり高められるのではないかと思います。
これから受験する方は頑張ってください!少しでも勉強の役に立てれば幸いです。