2018-12-30
おどれるV-pop’18’19
お久しぶりです。公安の話が書きたくて立ち上げたブログなので、さらさら定期更新するつもりがありませんでした。（来年はちゃんと自分のWebサイトを作ります。） 追記：ついに作りました。有言実行。
さて、年末になりましたので、おどれるV-Popをまとめておこうと思います。みなさんCDJに行かれているようですが、年末に自宅で好きな曲をかけて踊ればそれはもう立派なCDJです。そんなあなたのCDJに、この記事で紹介した曲のうち一つでも入れば良いなぁと思います。
ベトナムの音楽については過去の記事でも少し書いたように、ボレロと呼ばれる歌謡曲と演歌とベトナムを足して割ったようなジャンルが未だに主流です。これでは流石に踊れません。かといってベトナムのクラブ音楽に目をやると、ﾌﾞｰｯﾌﾞｰﾌﾞｰという単調で安っぽいベースが鳴り続ける謎のジャンル(?)ばかりで、これまたイケてないんですね。そんなベトナム音楽シーンではありますが、いろいろ探してみると、韓国や欧米など世界のトレンドを取り入れた踊れるトラックが意外と見つかるんです！その中でも特にお気に入りの曲をいくつかシェアしたいと思います〜〜
Touliver - September Flower ( fr. Rhymastic x TraMy Idol )
のびのびとした女性ボーカルが美しく映えるDeep Houseです。TouliverとRhymasticはどちらとも実力派トラックメーカーで、多くの人気曲をリリースしています。その中でもこの曲は特に音作りが丁寧で、展開は大人しいながらもドロップのベースが太くてイケてます。しかも安っぽい感じがしない。めっちゃ踊れます。2018年は嬉しい出来事があるたびにこの曲を流して踊っていたのですが、その結果Spotifyで今年自分が最も再生した曲第３位でした。へへへ
Khắc Hưng x Min x Erik - Ghen ( Gin Remix )
ｹﾞﾝｹﾞﾝｹﾞﾝｹﾞﾝﾏｰが印象に残るポップスのRemixトラックです。オリジナルはベトナムの若い人なら誰でも知ってるくらい流行ったんですけど、このRemix、より良い感じに踊れます。特に原曲を知ってるとサビのアレンジの仕方（音の抜き方）がめっちゃカッコイイ。ちなみにGhen（ゲンと読みます）というのは嫉妬という意味で、オリジナル曲のMVではMin・Erikという二人のアーティストがお互いに嫉妬しあって超能力バトルを繰り広げます。ｹﾞﾝｹﾞﾝｹﾞﾝｹﾞﾝと単語を連呼する歌詞もベトナム語ならではの表現方法かもしれません。ｹﾞﾝｹﾞﾝｹﾞﾝﾏｰ! オリジナル曲のYoutubeはこちらから
Suni Hạ Linh - Thích Rồi Đáy
www.youtube.comいや、K-Popの丸パクリと言われたらそれまでなのですが、パクリだとしても再現率がすごい。クオリティが高い。完全にベトナム版K-Popです。そしてSuniちゃんが無限に可愛い。この曲はぜひMVを見て欲しいと思います。曲もポップで明るくてクラブ音楽とはまた違った意味で踊れます。親指を立てるのが特徴的な公式の振り付けも可愛いです。ひとつ気になった点といえば、飛行機の中で踊るシーンで航空会社がVietJetAirじゃなくてAirAsiaだったところでしょうか。ビキニエアー宣伝しなくて良いんかな。
Hòa Minzy - Nàng Tiên Cá
Twitterでも散々シェアしたのですが、恐らくこの曲が今年一感動しました。V-Popにこんな綺麗なHouseトラックがあるとは思ってませんでした。キックもスネアも洗練されてるし、イントロやドロップで使われている声を加工したリードもすごく気持ちの良い仕上がりです。サビに入るタイミングでボーカルの笑い声が入ってるんですけどそれも現代風で良いと思います(？) なおMVは出てくる人面魚が可愛くないし意味もわからないので見なくて大丈夫です。
Trọng Hiếu - Green Groove ( Cứ Thế Bay )
Trọng Hiếuはなんかチャラくてエロい男性アーティストです。Vì Anh Là Vậy（訳：俺はこうだから）という曲のMVで生肉を舐めているのが印象的でした。この曲はチャラいというよりも、軽くてお洒落な感じに仕上がっています。サビのエレキベースがかなりイケてます。気になる方は、ぜひチャラい方の曲もチェックしてみてくださいね。そっちも踊れますよ！
以上ざっくりと5曲ほど紹介しました。探してみると意外と良い曲がたくさんでてくるので、2019年もV-Popは要チェックです！！何も聴かずにここまで来てしまった人も、ぜひ１曲だけでも再生してみてくださいね！ではよいお年を！Chúc mừng năm mới!